お口と美
2018.12.03

歯に黒ずみが生じる7つの原因と改善法とは?



Q1. 歯の黒ずみが生じる原因を教えてください。


A1. 虫歯や着色汚れなど、さまざまな原因が考えられます。


黒ずみの原因として代表的なのは「虫歯」。虫歯菌によっては質が溶かされ、黒く着色することが多いです。そして、外部的な要因で多いのは着色性物質によるもの。コーヒーや紅茶、またタバコなども着色の原因となります。
他にも、歯石や詰め物・銀歯の変色、薬剤の副作用が歯の黒ずみの原因として考えられています。

Q2. 歯の黒ずみはどのようにして改善できますか?


A2. まずは歯科医院で原因を確定させましょう。


黒ずみの改善方法は原因によって異なります。虫歯だったら治療によって改善しますし、着色性物質だった場合は含まれている食品の摂取を控えることで改善できます。
まずは原因を知り、適切な処置をしていきましょう。

ひと言で歯の黒ずみといっても、その原因や症状は多岐にわたります。
歯の黒ずみが生じる7つの原因と、それぞれに応じた改善方法をご紹介します。

歯の黒ずみが生じる7つの原因


歯の黒ずみが生じる原因は、主に7つあります。歯の黒ずみで悩んでいる方は、ご自身に当てはまるものがないか確認してみてください。

虫歯による着色


歯の黒ずみの原因といえば、虫歯ですね。虫歯菌によって溶かされた歯質は、黒く着色することが非常に多くなっています。
これは、虫歯菌が産生した酸によってエナメル質や象牙質が溶かされ、軟らかくなった歯質に着色性の物質が付着することで生じます。基本的には、歯の着色と同じようなメカニズムで生じる黒ずみといえます。

黒ずんだ歯石


歯と歯茎の境目や歯周ポケットの中では、歯垢が石灰化されて歯石へと変化します。
歯石は通常、灰色や黄色などを呈した物質ですが、そこに食品や血液の成分が付着すると、黒く見えるようになることがあります。これもまた歯の黒ずみの原因となります。

着色性物質(コーヒー・タバコなど)によるもの


食品の中には、着色性が強いものがあり、習慣的に摂取することで歯の黒ずみを引き起こすことがあります。
例えば、コーヒーや紅茶、ワインなどの食品はステインによる着色を引き起こします。また、タバコも着色の原因となってしまいます。

詰め物や被せ物の変色


部分的な歯の黒ずみが生じている場合、過去に歯科治療を受けた経験がないか思い出してみましょう。
歯の一部をレジンなどで充填したり、詰め物を装着したりしていると、歯と修復物との境目に汚れがたまり、黒ずみとして現れることがあります。また、詰め物や被せ物といった補綴物自体が劣化し、黒ずみが生じている場合もあります。

銀歯による変色


銀歯を長期間使用していると、金属イオンが溶け出して、周りの歯や歯茎に黒ずみを作ることがあります。
歯の黒ずみが気になったら、近くに銀歯が装着されていないか確認しましょう。

歯の神経が死ぬ


歯は歯髄(しずい)と呼ばれる神経や血管によって、栄養などが供給されています。そのため歯髄が死んでしまうと、栄養が行きわたらなくなり歯が黒く変色してしまいます。
歯全体が黒く変色するのが特徴で、周りの歯には一切変化が見られないため、非常にわかりやすいでしょう。

薬剤による変色


お母さんのお腹の中にいる時や幼少期に抗生物質などの影響を受けると、歯が黒く変色することがあります。
薬剤による歯の変色は、1歯だけではなく歯列全体に症状が見られます。

歯の黒ずみを改善する7つの方法



虫歯を治療する


虫歯が原因で歯が黒ずんでいる場合は、虫歯治療を受けることで歯の黒ずみが改善します。
歯が黒ずんでいる部分だけでなく、虫歯菌に侵されている歯質をすべて除去し、詰め物などを装着します。

歯石を除去する


歯石による歯の黒ずみは、歯医者さんで受ける歯石除去で改善します。スケーラーという歯石を除去する専用の器具を使って、歯の表面に形成された歯石を取り除きます。
歯石は歯周病の主な原因でもありますので、定期的に除去してもらうことをおすすめします。

コーヒーや紅茶の摂取を控える


コーヒーや紅茶が原因の歯の黒ずみは、それらの食品の摂取を控えることが大切です。
また、タバコが原因になっている場合は、喫煙する本数を減らしたり、禁煙したりすることが望ましいです。

詰め物や被せ物の再治療を受ける


詰め物や被せ物による黒ずみは、修復物そのものが劣化して変色しているケースが多いので、再治療を受けることが必要となります。
レジンなどの材料に、ちょっとした着色が生じている程度であれば、研磨することで改善されることがあります。いずれにしても、歯医者さんに診てもらうことが大切です。

銀歯を白い歯にとりかえる


銀歯による歯の黒ずみは、セラミック製の白い歯にとりかえるなどの再治療が有効です。
銀歯を装着している限り金属イオンが溶け出すリスクはなくならないため、使用する材料を根本的にかえる必要があります。

歯の神経が死んだ歯をホワイトニングする


歯の神経が死んだことで黒ずみが生じている場合は、ウォーキングブリーチと呼ばれる特殊なホワイトニング治療や、セラミック製の被せ物を装着で改善することができます。
その他にもラミネートベニアなど、さまざまな改善法がありますので、まずは歯科医院に相談をしに行ってみましょう。

薬剤による変色


薬の影響で黒ずみが生じている場合は、ラミネートベニアで改善することが多くなっています。
ラミネートべニアは、エナメル質を一層削ってつけ爪のようなセラミック製のチップを装着するというもので、白くて美しい見た目を取り戻すことができます。


歯の黒ずみが生じる原因はさまざまです。気になったら、まずは歯科医院で特定してもらいましょう。原因がわかれば、改善策も定まります。


<参考・参照元>
歯を白くする方法と、着色の原因について - 自分の歯でずっと食べる為のホワイトニング手帖
そのままにしないで!黒い歯石の正体とその対処法|歯の教科書
詰め物が黒く変色!劣化?それとも虫歯? | 歯医者の選び方
注意!その体の不調、銀歯が原因かもしれない | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ラミネートベニアってどんな治療でしょうか? | 大阪大学歯学部 歯学部附属病院

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