歯みがき
2019.07.17

【歯科衛生士監修】電動歯ブラシがベスト? 最新ハブラシをご紹介!

近年、電動歯ブラシの種類も増えてきており、「どんな歯ブラシが自分に合うんだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか?

また、「手磨き歯ブラシよりも電動歯ブラシのほうがよいの?」という質問も多く耳にします。手磨き歯ブラシでも海外製のものや歯医者さんで使用しているものまでさまざまです。

とはいえ、オーラルケアへの意識が高い人のあいだで人気があるのは電動歯ブラシです。

今回は、歯科衛生士監修のもと最新の歯ブラシ事情を解説。歯ブラシを購入する際に参考にしてみてくださいね。


電動でなくても高性能? 最新の手磨き歯ブラシ


手磨き歯ブラシの選び方


手磨き歯ブラシとひとくちにいっても、ブラシの太さや硬さ、形状などによって期待できる効果が変わってくるため、基本的な選びかたを知っておく必要があります。

「かため」のブラシは、歯垢などの汚れの除去能力に長けていますが、力を入れすぎて磨いてしまうと歯ぐきや歯を傷つける恐れもあります。磨く力が弱いなどの理由がない限り、硬さは「ふつう」か「やわらかめ」を選ぶようにしましょう。歯ぐきや歯を刺激してしまう人にはやわらかめが推奨されるケースもあります。

自分で判断することが難しい場合は、歯科医院での検診時に聞いてみるのもオススメです。

海外製の歯ブラシも人気


最近ではスウェーデン製の歯ブラシなど、海外メーカーの歯ブラシも販売され、日本で注目を集めています。

海外では北欧を中心にオーラルケアが進んでいる国が多く、歯ブラシ以外にもフッ素のタブレットなどのさまざまなオーラルケアグッズが販売されています。

世界には保険制度がない国も多く、一度虫歯歯周病になると莫大な治療費がかかってしまうことも。そのため、予防意識が高い人が多い傾向にあるのです。

とはいえ、歯ブラシに関しては日本製の歯ブラシのクオリティも十分。また、歯ブラシだけでなく正しいブラッシング方法で磨くことも重要です。

歯科医院で歯ブラシなどのオーラルケアグッズが販売されていることも多いので、気になる方は相談してみるのもよいでしょう。

歯周病持ちの人に特化した歯ブラシも

重度の歯周病を発症している人向け専用に、歯ぐきへの刺激を抑えるためにブラシを柔らかくしたタイプの歯ブラシも販売されています。ブラシで歯ぐきを傷つけると口内炎ができてしまうほか、歯周病が悪化してしまうリスクも……。
歯周病が気になる方は、こうした歯ブラシの使用も検討してみましょう。

やっぱりオススメは電動ブラシ?


オーラルケアにこだわっている人は電動ブラシを使っているイメージがあるかもしれません。やはり、電動歯ブラシは歯の疾患予防を目指すうえで有効なのでしょうか?

結論からいうと、口の中に大きな疾患がある場合などを除いて電動歯ブラシはオススメです。

歯ブラシも電動歯ブラシを使うメリットとは?


電動歯ブラシには短時間で磨けるというメリットがあります。性能のよい電動歯ブラシは、ブラシ部分が高速で振動するためでしつこい歯垢やステイン(コーヒーなどによる着色)の除去効率が高いと考えられます。

また、歯ぐきへの刺激をおさえて歯と歯ぐきのあいだの溝である、歯周ポケットに溜まった汚れを落としてくれるものもあります。

このように、高性能の電動歯ブラシを正しく使うことによって歯垢を効率的に除去することができるでしょう。

しかし、電動歯ブラシも非常に多くの種類があり、価格帯もさまざま。そこで、オススメの1台として紹介したいのがPHILIPSのソニッケアーです。

歯科医師に人気の電動ハブラシも


フィリップスのソニッケアーは歯科医師が10年以上使用している割合がもっとも高い*電動歯ブラシです(*POHC 2017 Dental Professional Tracking Research 調べ)。

ソニッケアーは毎分約31,000回の振動回数を実現。手磨きよりも繊細な動きで歯にアプローチし、歯垢を除去します。

また、フィリップス独自の技術として「音波水流」も搭載。高速振動によって波を起こして、ブラシが届きにくい歯と歯のあいだ部分の汚れをもかき出してくれます。

このように虫歯や歯周病予防に役立つと思われるソニッケアー。気になるブラシ圧にも対応しており、強くブラシ圧がかかった場合には、振動で知らせてくれる機能が搭載されたものもあります。手磨きブラシで強く磨きすぎるくせがある人にオススメです。

そのほか、磨き方をアドバイスしてくれるアプリと連動する機能も搭載。専用グラスに置いておくだけで、充電ができる利便性の高さも魅力です。

初めて電動歯ブラシを使用する人向けの低振動のモデルや、歯の白さを追求する人のためのモデルなどラインアップも豊富なため、自分の用途にあった歯ブラシが選びやすいのもポイントの一つです。


今回は歯科衛生士監修のオススメ歯ブラシを解説しました。手磨きブラシも正しく使用すれば歯垢を落とす効果が期待できますが、やはり電動歯ブラシは歯垢の落としやすさや磨く時間の短縮化などのメリットが魅力的といえます。

自分に合った電動歯ブラシを見つけて、健康的な口内環境をキープしましょう。「種類が多くてよくわからない」という方は、1度ソニッケアーを試してみてくださいね。

監修者

歯科衛生士
粟飯原ももこ
粟飯原ももこ 氏の近影

あいはら ももこ。歯科衛生士。平成18年3月歯科衛生士資格を取得し、歯科医院にて勤務。歯科医療をテーマにした執筆や訪問歯科衛生士に関する冊子制作などにも携わる。

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