お口ケア
2018.10.16

知覚過敏の原因と対策方法をチェック!


口の中のトラブルというと虫歯歯周病が代表的ですが、知覚過敏もよく聞かれるようになりました。冷たい飲み物がしみるなど、知覚過敏の代表的な症状に思い当たる節がある方もいるかもしれません。

では、知覚過敏はいったいどんなことが原因で起こる症状なのでしょうか?
また、知覚過敏を予防するためには普段からどんなオーラルケアを実践していけばいいのでしょうか?
今回は、知覚過敏の症状や原因、予防方法についてお話をしていきます。



知覚過敏ってなに?症状をチェック


これまで「冷たい飲食物を摂取したときに、歯に痛みが走った経験がある」という方もいるのではないでしょうか?歯がしみる、歯が痛む症状を伴う口内トラブルといえば、虫歯を思い浮かべる方も多いと思いますが、知覚過敏は虫歯ではないのに、飲食物の摂取などにより、一時的に歯に痛みが走る症状のことを指します。

先ほどは冷たい飲食物を例として挙げましたが、知覚過敏によって歯に痛みを感じるのは、必ずしも冷たい飲食物の摂取だけではありません。では、どんなときに痛みを感じるのでしょうか?
以下は、知覚過敏が引き起こされる例です。

  • “冷たい”飲食物を摂取したとき
  • “甘い”または“酸味の強い”飲食物を摂取したとき
  • 歯ブラシの毛先が当たったとき
  • 歯に風が当たったとき
  • 歯を噛み合わせたとき

「毎日しっかり歯を磨いているのに、歯が痛む」というときは、虫歯だけでなく知覚過敏を疑ってみる必要もありそうです。

知覚過敏の原因は?


そもそも知覚過敏は、歯の象牙質が露出したことにより、起こる症状です。通常であれば、象牙質はエナメル質で覆われているため、冷たい飲み物などを飲んでも問題ないのですが、何らかの理由によりこのエナメル質が失われてしまうと、象牙質が露出し、歯が痛む、水がしみるという症状が起こります。

では、どんなことが原因でエナメル質が失われてしまうのでしょうか?

・“酸性”の飲食物の摂取


歯のエナメル質は、pH5.5以下の酸性度の高い飲食物の摂取で、溶けはじめるといわれています。酸性度の高い飲み物の代表的な例はコーラで、緑茶がpH6.2なのに対し、コーラはpH2.2。ビールや赤ワイン、日本酒などのアルコール類も酸性度の高い飲食物として知られています。酸性度の高い飲み物をよく飲む方は、生活習慣を見直した方がいいといえるでしょう。

・歯ぐきの位置の変化


歯周病によって、歯ぐきの位置が下がると歯の根元の象牙質が露出し、知覚過敏が引き起こされます。また、歯ぐきの位置が変化する原因は、歯周病だけでなく、加齢により下がる場合もあります。

・誤った歯磨き


力を入れてゴシゴシと歯を磨いたり、研磨剤の多く入った歯磨き粉で歯を磨いたりするのは、誤った歯磨きの仕方です。磨けている気になっているかもしれませんが、知らず知らずの内に歯のエナメル質を削ってしまい、知覚過敏を引き起こす原因を引き起こしてしまうこともあります。

・歯ぎしり、食いしばり


就寝時など、無意識のうちにしている歯ぎしりや食いしばりが歯に与えるダメージは大きく、歯が欠けたり、ヒビが入ったりしてしまい、そこから象牙質が露出してしまいます。

また、歯ぎしりや食いしばりで過度の力がかかってしまうと歯ぐきが退縮する原因にもなってしまうのです。

知覚過敏にならないためにできること


知覚過敏は、加齢によって歯茎が下がることも原因の一つですから、確実な予防方法はないといわれています。しかし、誤ったブラッシングの見直しや、歯周病対策をすることが大切です。ここでは、知覚過敏予防策として取り入れたい、日々のケアについて見ていきましょう。

・日々の歯磨き方法を見直す


オーラルケアの基本は、日々の歯磨きです。歯ぐきの後退を防ぐため、力を入れ過ぎないことはもちろんですが、歯周病対策として徹底した歯垢除去も大切です。歯垢が溜まりやすい歯間部の歯磨きや歯と歯ぐきの境目を意識するなど、単に歯を磨くのではなく、歯垢を取り除く歯磨きを目指しましょう。

・“酸性”の飲食物を取りすぎない


私たちの身の回りには、数多くの酸性の飲食物があるため、それらを摂取しないことは難しいですが、摂りすぎないことはできますよね。「炭酸が大好き!毎日飲んでいる!」という方は、水やお茶に置き換える、少し控えてみるなど、歯を溶かす原因となる生活習慣を改善していきましょう。

放置せずに対処しましょう


知覚過敏は、ストレスの度合いや体調の変化によって、痛みを感じないこともあります。また、軽度なものであれば唾液や歯磨き粉などにより自然となくなることもありますが、必ずしもそうとは限りません。生活に支障が出るほどの痛みの場合など、神経を取り除くこともありますので、一時的なものだから大丈夫、と思うのではなく、早めに対処をしましょう。

さまざまな原因により、引き起こされる知覚過敏。加齢による歯肉の後退が原因ということからわかるように、誰もがなり得る可能性のあるお口のトラブルです。今一度、誤った歯磨きをしていないか確認をしたり、酸性の飲食物を摂取しないようにするなど、今回ご紹介した知覚過敏予防策を日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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