歯みがき
2019.03.12

ソニッケアーの効果的な使い方を確認しよう【電動歯ブラシおすすめ】

電動歯ブラシ、正しく使えていますか?現在さまざまな電動歯ブラシがありますが、その性能は製品によりさまざま。製品によって使い方が全く違う場合もあります。

もし、間違った使い方のまま歯を磨いているとしたら、いくら歯垢除去能力が高いものを使っていても効果を十分に発揮することができないでしょう。
今回は、電動歯ブラシのなかでも人気が高い、フィリップス社のソニッケアーシリーズに注目。使い方や特徴をご紹介していきます。すでに、購入を検討している方はもちろん、愛用しているという方もこの機会に一度見直してみてはどうでしょうか。



ソニッケアーとは?


まずは、ソニッケアーシリーズについて簡単におさらいをしていきましょう。ソニッケアーは、フィリップス社が手がけている電動歯ブラシのシリーズ。現在、機能が異なる製品が複数販売されており、好みの製品が選べるようになっています。

最大の特徴が、毎分約31,000回もの高速振動とヘッドの振幅によって発生させる「音波水流」。これにより、磨きにくいとされる歯間部などの歯垢を効果的に除去できます。
また、歯科医や歯科衛生士といった歯のプロからの評価が高いのも大きな特徴といえるでしょう。歯垢除去能力や仕上がり感などが評価され、10年連続使用率1位を獲得しています。

ソニッケアーが他の電動歯ブラシと異なるのが、ブラシヘッドの振動。
ただ高速で前後に振動するだけでなく、幅広い振幅を実現しています。そのため、歯垢除去率が高く、使用後のツルツル感が高いと評価されているのです。

現在、ソニッケアーの商品ラインアップは、次のようになっています。
最上位モデル:ダイヤモンドクリーン<スマート>
多くの機能を搭載:ダイヤモンドクリーン<ディープクリーン エディション>
スタンダードモデル:プロテクトクリーン(プレミアム・プラス)
入門モデル:イージークリーン/クリーンケアー

機能や価格によって、選ぶことができます。

ソニッケアーを使うポイントは?


それでは、いよいよソニッケアーを正しく使うために押さえておきたいいくつかのポイントを見ていきましょう。

パームグリップまたはペングリップで持つ


ソニッケアーを使うときは、パームグリップまたはペングリップ、いずれかの持ち方が基本。ペングリップは、細かく動かすことに適した持ち方なので、ムダな力を入れずに歯を磨くことができます。


いっぽう、パームグリップはギュッと握り締めるような持ち方で、ペングリップは文字通りペンを持つような持ち方のことです。

歯磨き粉は米粒程度を目安に


基本的に歯磨き粉がなくても磨くことはできます。使う場合は米粒大が目安です。使う際は、ブラシを濡らしたあとに歯磨き粉を付けることが推奨されています。
また、振動で歯磨き粉が飛び散ってしまうので、スイッチを入れるときは口のなかに入れてからにしましょう。

3カ月ごとにブラシを交換


歯に直接ふれるブラシ部は、歯を磨くにつれ摩耗してしまいます。摩耗するということは、それだけ効果的な歯磨きができなくなるということ。
そのため、ソニッケアーでは3カ月を目安に交換が推奨されています。青い毛の部分が白くなってきたら、交換をしましょう。

また、ソニッケアーは種類豊富な替えブラシがあることも特徴。自分の悩みに応じた替えブラシを使うことで、より効果的な歯磨きをすることができます。

ソニッケアーを使った歯のブラッシング方法


普段、ソニッケアーでどのように歯を磨いているでしょうか?

ゴシゴシと歯に強く押しつけるように磨いてはいませんか?力任せにするような磨き方はNG。
ブラッシング効果を十分に発揮できないばかりか、歯を傷つけてしまう恐れがあります。ブラシは歯に軽く当て、スライドさせながら磨いていきましょう。

また、すべての場所を同じように磨くのではなく、磨く場所に合わせて磨き方を変えるのもポイントです。各部位の磨き方をご紹介していきましょう。

  • 歯と歯ぐきの隙間……ブラシを約45°にあてる
  • 噛み合わせ……かみ合せ面に対してブラシを垂直に当てる
  • 歯の表面……ブラシを水平~少し斜めになるようにあてる
  • 上前歯の表面……ハンドルを縦に持ち、毛先先端部分で歯と歯ぐきの境目も磨く
  • 奥歯の裏側……ブラシの先端をあてるようにする



ソニッケアー独自の機能を使いこなす


ソニッケアー製品のなかには、歯を磨くという本来の機能に加え、日々の歯磨きをサポートしてくれる特別な機能が付いているものもあります。
それぞれの機能を上手に使うことで、より効果的な歯を磨くことができます。どんな機能があるのでしょうか。

  • 加圧防止センサー……ブラシ圧が強いことをお知らせ
  • ブラシヘッド認識機能……ブラシを装着するだけで、モードや強さを自動で設定
  • ブラシヘッド交換お知らせ機能……日々の歯磨きを記録することで、ブラシの交換時期をお知らせ
  • Philips Sonicareアプリ……アプリと連動することで、歯を磨くときのクセや磨き残しの確認が可能

同じシリーズのものでも、製品によって付いている機能は異なります。購入する際は、どの製品にどんな機能が付いているのか、また自分に必要な機能はなにか見極めるようにしたいですね。

ソニッケアーの使い方をご紹介してきました。もしも「誤った使い方をしていた」という方は、さっそく今日の歯磨きから正しい使い方を意識してみてください。
また、ソニッケアー独自の機能をうまく使っていくことも、より効果的な歯磨きをするポイントとなります。正しい使い方をマスターして、より健康な歯を目指してくださいね。

<参考・参照元>
フィリップス ソニッケアー - 充電式電動歯ブラシ| Philips
OralFirst
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