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2019.02.04

【歯ブラシに関する意識調査】口腔ケアアイテムを持ち歩く人は40%に

10代~70才の男女、計10,494名を対象に4回目となる「歯ブラシに関する意識調査」を実施した結果をマイボイスコム株式会社が発表しました。
それによると、歯磨きをする回数は1日「2回」という人が50%弱、外出先で歯磨きをすると答えた人は20%強、外出時に歯磨き・口腔ケア用アイテムを持ち歩く人は40%という結果に。また、オーラルケアへの意識は比較的に女性のほうが高いということもわかりました。

<調査概要>
調査期間:2019年1月1日〜1月5日
調査対象:全国10代、20代、30代、40代、50代、60・70代各年代の男性5,698人/女性4,796人 総計10,494人
調査方法:インターネット調査

歯磨きする回数は1日「2回」という人が多く、また前回の調査から「3回」磨くという人が微増



歯磨きをする回数は1日「2回」であると応えたのは、49.3%という結果で、一番高い割合となっています。過去の調査と比べて、「3回」であるという人は微増しており、また女性の方が磨く回数が多いという傾向がみられました。


外出先で歯磨きをするという人は20%強、「外出先での食事後などに、歯磨きをすることが習慣になっている」と答えた人が6%、「外出先で歯を磨くことがある」人が16.4%となっています。

外出先で歯磨きをする人の比率は、普段の歯磨き回数が「1回」「2回」の層では各10%台、「3回」「4回以上」の層では各40%台という結果に。「4回以上」の層では、「外出先での食事後などに、歯磨きをすることが習慣になっている」が20%強とほかの層よりも高くなっています。

歯のお手入れで使用するアイテム、最も多いのは「歯ブラシ」。「歯間ブラシ」などのアイテムは女性が多く使用


歯のお手入れで使用するアイテム(複数回答)は、「歯ブラシ」が87.8%、「歯磨き粉」が57.7%、「歯間ブラシ」「デンタルフロス、糸ようじ」「マウスウォッシュデンタルリンス」が各30%、「電動歯ブラシ、音波・超音波ブラシ」が20%という結果に。
「デンタルフロス、糸ようじ」「歯磨き粉」は、女性の比率が高くなっています。「歯間ブラシ」は高年代層、特に女性高年代層に高い傾向がみられました。「電動歯ブラシ、音波・超音波ブラシ」は若年層でやや低い結果となりました。

歯ブラシを選ぶときの重視点は「毛先の固さ」。「ヘッドの大きさ」「価格」なども判断材料のひとつに


歯ブラシ利用者に、利用している歯ブラシの特徴(複数回答)を聞いたところ、「ヘッドが小さい(コンパクトタイプ)」が49.4%、「毛がやわらかめ」が26.9%、「毛が極細・超極細」が19.5%という結果が出ました。「ヘッドが小さい」は、女性30~70代で6~70%と高い割合になっています。

また、歯ブラシ選定時の重視点(複数回答)は、「毛先の固さ」が利用者の54.7%、「ヘッドの大きさ」「価格」が各40%弱、「毛先の形状」「歯ブラシの柄の形・持ちやすさ」が各20%台です。「ヘッドの大きさ」は女性で比率が高く、女性40~70代で50パーセントと男性との差が大きくなっています。「歯ブラシの柄の形・持ちやすさ」は女性50~70代で高い傾向にあります。

電動歯ブラシ、音波・超音波歯ブラシは「本体価格」や「商品ブランド、メーカー」が決め手に


電動歯ブラシ、音波・超音波歯ブラシの選定時の重視点(複数回答)は、「本体価格」「駆動方式」が利用者の各30%、「ヘッドの大きさ」「充電式か、乾電池式か」「替ブラシの価格」「歯垢の落ちやすさ」「商品ブランド、メーカー」が各20%強という結果に。「ヘッドの大きさ」は女性で比率が高くなっています。

『フィリップス(ソニッケアー)』『ブラウン』の主な利用者は「歯垢の落ちやすさ」、『ライオン』の主利用者は「本体価格」「替ブラシの価格」「ヘッドの大きさ」を重視する傾向が高くなっています。

外出時に口腔ケアのためのアイテムを持ち歩いてる比率は女性が高いという結果に。「ガム」などの手軽なアイテムが人気




外出時に歯磨き・口腔ケア用アイテムを持ち歩く人は40%、女性の方が比率が高くなっています。
持ち歩いているもの(複数回答)は、「携帯用の歯ブラシ・歯磨きセット」「ガム」「タブレット、清涼カプセルなど」が各10%となっています。

OralFirst
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