お口ケア
2018.08.27

妊娠中にはお口トラブルが起きやすい?気をつけたいお口ケア

    目次
    1. オーラルケアの不足で妊娠中は口内環境が悪化
    2. 口内の健康を保つ工夫を!
    妊娠すると、女性の体にはさまざまな変化が現れます。口の中もその例外ではなく、妊娠して歯周病になった、出産で歯が悪くなったという話もよく聞きます。
    とはいえ、それは俗に言われるように、カルシウムやその他の成分が、歯から溶け出して胎児に与えられるためではありません。



    オーラルケアの不足で妊娠中は口内環境が悪化


    妊娠中に口内環境が悪化する原因は、主に女性ホルモンの急激な増加と、免疫力や唾液分泌量の低下、つわりによるオーラルケアの不足にあります。
    妊娠3カ月以降に多く見られる「妊娠性歯肉炎」という歯ぐきの炎症は、エストロゲンとプロゲストロンというホルモンが増加し、血流を刺激することによって生じます。
    また、歯周病菌には、女性ホルモンを栄養源として好むものがあり、こうした菌が女性ホルモンの増加に合わせて増殖するため、歯周病にかかりやすくなります。

    口内の自浄作用が低下し、細菌の活動が活発になっているうえ、つわりの影響で歯磨きがおろそかになると、虫歯や歯周病、歯肉炎の症状が急に進むこともあります。
    たしかに、妊娠によって口内環境が悪化するリスクは高まると言えますが、適切なケアによってそれらを予防することも、もちろん可能です。



    口内の健康を保つ工夫を!



    妊娠中は疲れやすく、オーラルケアが億劫になることもあるでしょう。ですが、妊娠中こそ毎日のお手入れが重要です。
    毎日2回以上の歯磨きを行って、歯垢を除去しましょう。1回につき2分以上をかけ、歯と歯ぐきの境目をブラッシングすると綺麗に取り除くことができます。フロッシングも大切です。
    適切に行えば、歯ブラシの毛先が届きにくい歯間部や、歯と歯ぐきの境目の歯垢を効率的に除去できます。

    しかし、体調によっては、歯ブラシを口に入れただけで気持ち悪くなってしまうこともあるでしょう。
    できるだけ気分のよいときに、ヘッドの小さな歯ブラシを使用すると歯磨きがしやすいです。
    歯磨きがむずかしい場合は、フッ素配合のマウスウォッシュデンタルリンス)の使用をおすすめします。


    また、吐き気を押さえるために、長時間にわたって少しずつ食べ物を口にする方も多いようですが、これも歯の健康によくありません。
    とくに、糖分を多く含むスナック菓子や飲料は歯垢が歯につきやすく、虫歯の原因となります。どうしても間食したいときは、歯ごたえのある野菜やフルーツを食べるようにましょう。唾液の分泌を促し、糖分や炭水化物などから作られる酸性の歯垢を中和してくれます。
    スナック菓子を食べたあとは、歯磨きをするか、少なくとも水でうがいをすることを忘れないように心がけてください。

    口の中を適切にケアする習慣は、母親となる女性自身の健康と、お腹の赤ちゃんの健やかな発育のためにとても大切です。
    毎日のケアで口内の健康を保ち、安心して出産を迎えられるようにしましょう。


    <参考・参照元>
    妊娠中の方へ
    妊娠時の歯やお口のケア - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020
    OralFirst
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