歯みがき
2018.12.19

歯の表面がザラザラする5つの原因とは?


Q 歯の表面がザラザラするのはどうして?


A 歯垢(プラーク)・歯石の付着がおもな原因。初期虫歯の可能性も


まず考えられるのは、歯垢(プラーク)・歯石の付着です。この二つは日常のデンタルケアで対策することができます。
次に挙げられるのは、歯面の傷・亀裂や欠損、そして初期の虫歯です。
これらの原因は日頃のデンタルケアはもちろん、歯科医院への通院も必要となります。少しでも違和感があったら、すぐに検診を受けることをオススメします。

Q ザラザラの改善や予防はどうすればいいですか?


A 毎日のデンタルケアを大切に!


歯垢・歯石の対策のためには、毎日のデンタルケアが大切です。歯垢は毎日の歯磨きの徹底で減らすことができます。
歯石のもとは歯垢なので、デンタルケアが徹底できていれば徐々に減っていきます。しかし、できてしまった歯石は歯科医院でしか除去ができません。定期健診などを受けて、日常的に歯のケアを行うようにしましょう。
歯にできた亀裂や欠損・初期の虫歯は歯科医院での治療が必要となります。

それでは、ここからもっと詳しく歯の表面に生じるザラザラの原因を見ていきましょう。

歯の表面がザラザラする5つの原因



歯の表面がザラザラする原因は、以下の5つが挙げられます。

歯垢が付着している


歯の表面がザラザラしていたら、まずは歯垢の付着を考えましょう。歯磨きが不十分だと、歯面に歯垢が形成されてザラザラとした感触に。
歯垢にはたくさんの細菌が繁殖しており、虫歯の原因にもなるので要注意です。
ちなみに、食事をしてから歯垢が形成されるまでの時間は、一般的には4~8時間ほどといわれています。

歯石が付着している


歯石は、歯垢が石灰化した物質です。その名のとおり石のように硬く、歯ブラシで落とすことはできません。
触りもザラザラとしていて、異物感が強いです。歯石ができやすい場所は、歯と歯の間や歯と歯茎の境目です。このあたりにザラザラとした感触があったら、歯石が疑われます。
歯石は虫歯だけではなく、歯周病の原因となるため、さらに注意が必要です。

歯の表面が傷ついている


エナメル質はとても硬い組織ですが、不適切なブラッシングによって傷がついてしまうことがあります。
例えば、研磨剤が多く含まれた歯磨き粉で力強く磨いていると、エナメル質に傷がつきます。
エナメル質の傷は肉眼での確認が難しいですが、舌で触るとザラザラとした感触が分かります。これもまた歯の表面のザラザラの原因の一つとなります。

歯の表面の亀裂や欠け


歯の表面に亀裂が走っていたり、欠けた部分があったりすると、ザラザラとした感触が生じることがあります。
歯面の亀裂や欠損は、歯に対してものすごく強い圧力がかかった際に生じます。

初期の虫歯になっている


虫歯によって歯に穴が開いているとさすがに気付くものですが、初期の虫歯は歯の表面がざらざらとする程度なので、自覚できないことが大半です。
この段階で虫歯に気づくことができれば、歯を削る量も少なくて済みます。

乳歯はもともとザラザラしている?


お子さんが歯の表面のザラザラを気にしていたら、まず歯垢や歯石の付着を調べることが大切です。
そのような歯の汚れがない場合は、とくに問題がないケースが多いです。生えたばかりの乳歯はエナメル質が未成熟のため、大人の歯のようにツルツルとしていないからです。

歯のザラザラを改善・予防する方法


歯の表面のザラザラを改善・予防方法は原因によって異なりますので、順番に見ていきましょう。

歯垢をしっかり除去する


歯垢の除去は、毎日の歯磨きを徹底することが何より大切です。歯を一本ずつていねいに磨いて、磨き残しをなくしましょう。
ラウリン硫酸ナトリウムなどの発泡剤が含まれた歯磨き粉だと、ついつい磨いた気になってしまいますので、そうした発泡剤が含まれないものを使うことをおすすめします。

また、電動歯ブラシを使うのも一つの手です。手磨きよりも歯垢の除去率が上がります。例えばフィリップスの「ソニッケアー」に搭載されている音波水流は、ブラシが届いていない先の歯垢を落とすことができます。

歯石を除去する


歯石は歯科医院で除去してもらうしかありません。歯科医院ではスケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯を傷つけずに効率的に歯石を除去してくれます。
超音波スケーラーは、歯石を安全かつ効率的に除去することができます。

歯面に傷をつけないブラッシング


歯の表面の傷によってざらざらが生じている場合は、歯磨きの仕方を改善しましょう。
研磨剤が含まれていない歯磨き粉を選び、ブラッシング圧も適切にコントロールする必要があります。
歯ブラシも「やわらかめ」を選ぶと歯に傷がつきにくくなります。

歯の亀裂や欠損の修復


歯に亀裂や欠損が生じている場合は、歯科医院で修復してもらう必要があります。
歯の亀裂や欠損を放置すると、ザラザラとした違和感が生じるだけでなく、知覚過敏や虫歯などを誘発することもあります。

初期の虫歯への処置


歯の表面がザラザラとしている程度の虫歯であれば、フッ素とキシリトールで歯を再石灰化させるなどの治療を受けることで改善します。

乳歯は経過観察


乳歯の表面がザラザラしている場合は、経過観察することが多いですと思います。そのザラザラは歯本来の性質ではなく、何らかの異常に由来している場合もありますので、一度歯科医師に診てもらうことをおすすめします。

歯の表面に生じるザラザラの原因は、多岐にわたります。
症状の改善には、まず理由を突き止めることが大切。気になる方は歯医者さんに診てもらうようにしましょう。
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