お口と美
2018.10.17

歯の着色の原因、ステイン対策の方法は?


いつの間にか付いてしまった歯の黄ばみ。ふと鏡を見たときに、自分で思っているよりも歯が黄ばんでいて、落ち込んだ経験がある方もいるのではないでしょうか?

歯の黄ばみの原因のひとつとして知られるのが、「着色汚れ(=ステイン)」です。名前だけは聞いたことがあるという方も多いかもしれませんが、なにが原因で起こるか、ご存知ですか?

実は着色汚れの原因は、思っているよりも身近なところに潜んでいます。今回は、そんな歯の着色汚れに注目し、その原因と対策方法をお話していきます。

着色汚れが顔の印象を左右する


もし、初めて会う人の歯に、着色汚れがあることに気づいたらどう思いますか?「歯がくすんで見える」「ちゃんと歯を磨いていないのかも」など、思い浮かぶ内容は人によって違いますが、歯が黄色いことに好印象を抱く人は少ないでしょう。

では、逆に自分の歯に着色汚れが付いていたらどうでしょうか?自分の歯が黄色いと思うと、不潔ではないとわかっていても、周囲に歯を見せるのは嫌ですよね。思いっきり笑えない、と思う人もいるかもしれません。

いずれにしても、人の見た目や性格は歯だけで判断されるものではありませんが、歯に着色汚れが付いていることで、悪い印象が残ることもあるものです。また、場合によっては年齢より老けて見られるかもしれません。

着色汚れの原因は?


では、着色汚れはどんなことが原因で起こるのでしょうか?着色汚れとなる原因は、ふだん口にする飲食物や嗜好品など、日々の生活の中に潜んでいます。では、どんな飲食物や嗜好品が着色汚れの原因となるのでしょうか?

  • 毎朝欠かさずにコーヒーを飲んでいる
  • 休憩時間にチョコレートを食べている
  • 夕食時などに赤ワインを飲んでいる

上記項目に心当たりが1つでもある人は、要注意。実は、コーヒーやチョコレート、赤ワインは、どれも着色汚れの原因になる飲食物です。

これらに共通するのが、ポリフェノールを含んでいるということ。そもそも着色汚れは、ポリフェノールが、歯の表面を覆う成分と結び付くことで起こる黄ばみです。ポリフェノールを多く含む飲食物を摂取する機会が多い方は、必然的に着色汚れになる原因と接する機会も増えることになります。

ほかにも、ポリフェノールを多く含む飲食物は、紅茶やカレーなど多岐に渡りますので、この機会に一度調べてみるといいかもしれません。

また、コーヒーや紅茶を飲む習慣がなくても、喫煙の習慣がある人は要注意です。タバコのヤニも着色汚れの原因のひとつです。タバコは着色汚れだけでなく、口臭の原因となることもありますので、喫煙者の方は、後ほどご紹介するステイン対策を行うなど、日々のお手入れを実践してみてください。



すぐに始められるステイン対策とは?


歯に着色汚れをつけないためには、その原因であるポリフェノールを多く含む飲食物の摂取や、タバコを控えたほうがいいのは言うまでもないですが、すでに喫煙が習慣化している人にとっては、急にやめるというのは難しいかもしれませんね。

では、どのようにしてステイン対策をすればいいのでしょうか?ステイン対策に限らずオーラルケアの基本は、歯磨きです。まずは、食後に歯を磨く習慣をつけてください。磨く際は、優しくていねいに磨くことを意識してみてください。また休憩時間にタバコを吸ったあとも歯磨きをすれば、ヤニが歯に沈着することを最小限にとどめることができます。

力を入れながらゴシゴシ磨くと着色汚れが落ちる気がしますが、実際にはNGです。力を入れ過ぎると、歯を上手く磨けないばかりか、歯を傷つけてしまい、逆に着色汚れがつきやすくなることもあります。これではせっかく歯を磨いても本末転倒ですから、正しい歯磨きの方法をマスターしましょう。

外出中などですぐに歯を磨けない場合は、水で口の中をすすいだり、ガムを噛んだりするだけでもOKです。着色汚れの原因となる成分が歯に付くのを防ぎましょう。

ホワイトニングで着色汚れ対策


歯磨きや口をすすぐことがステイン対策になる、ということをご紹介しましたが、すでに着色汚れが付いている人はどうすればいいのでしょうか?自宅と歯医者さん、それぞれでできる方法を見ていきましょう。

まず、自宅でできる着色汚れ対策のひとつが、ホワイトニング効果のある歯磨き粉の利用です。ただし、ここで注意して欲しいのは、歯磨き粉の中に含まれる研磨剤です。研磨剤の粗い歯磨き粉は歯の表面を傷つけることがあるため、注意しなければなりません。

これにより、着色汚れがかえって付きやすくなることもあるため、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使うときは、どれにするか慎重に検討しましょう。

また、着色汚れ対策、ステインオフのできる電動歯ブラシを利用する、という方法もあります。ただ、全ての電動歯ブラシで着色汚れ対策ができるわけではないので、対応する機種を調査してから購入を検討してみてください。

歯医者さんは、自分では対応しきれない着色汚れ対策もしてくれます。歯医者さんでおこなわれるホワイトニングには、自宅でおこなう「ホームホワイトニング」と、病院内でおこなう「オフィスホワイトニング」があります。他にも「PMTC」というクリーニングによって、着色汚れ対策をすることもあります。歯医者さんで着色汚れ対策を実施する場合は、よく相談して、自分に合ったホワイトニング方法、およびクリーニングを実施していきましょう。


この記事では、着色汚れの原因や対策についてお伝えしましたが、歯の黄ばみは、虫歯や加齢が原因で起こることもあります。今回ご紹介したステイン対策を実施しつつも、他に原因があれば、それに合った対策方法と取るようにしましょう。

ホワイトニングによって黄ばみを除去できた方は、そこがゴールにならないよう、歯の状態を維持することを目指してください。しかし意識していても、時とともにまた黄ばんでくることがあります。その際は、再度ホワイトニングをしましょう。自分に合ったケアアイテムを駆使して、ステイン対策を続けてみてください。
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