虫歯の放置は危険。治せるうちに対処を!
放置した場合の危険性とは?

虫歯は早期発見、早期治療することで進行を抑えられます。しかし虫歯を放置すると、軽い虫歯であっても少しずつ進行し、重度な虫歯になってしまうので注意しましょう。
エナメル質に孔(あな)があいて虫歯がエナメル質の下にある象牙質にまで及ぶと、孔に入ったプラークや食べカスは歯ブラシで取り除くことができなくなり、そのまま進行していきます。口腔内の細菌が孔から象牙質へ、さらに神経へと入り込んで炎症を起こしてしまうのです。
歯に実質的な欠損があれば、補綴物によって修復することが可能です。さらに歯の内部にまで進んだ虫歯であっても、神経の治療を行えば歯を保存することができるでしょう。
しかし、虫歯は進行すればするほど治療にかかる回数が増え、抜歯の必要が出てきます。さらに神経にまで汚染が及んでいる場合は神経を取る必要が生じます。虫歯を放置すれば、それだけ自分自身への負担も大きくなるのです。
虫歯の原因であるプラークは、歯周病の原因でもあります。また、歯肉の近くに歯質の実質欠損を伴う虫歯が存在すると、その部位にプラ-クが溜まりやすくなって歯肉炎や歯周炎を発症し、そして進行することがあるでしょう。
歯周病は歯肉の腫れなどの軽度のものであれば、ブラッシングや定期的なメンテナンスで改善できる病気です。
しかし重度な歯周病になると、歯を支えている骨を溶かしていきます。そうすると原因の歯は1つの歯だけだったはずなのに、隣り合った歯にまで影響が出てしまうことにもなり得るのです。また、糖尿病などの全身疾患を持っている場合には、歯周病になると免疫力の低下や治癒の遅延を起こしてしまう場合があります。
このように口腔内だけの病気と思っていたものが、全身にまで影響してしまう危険性を伴うのが虫歯です。できるだけ早期発見、早期治療できるよう、定期検診やプロによるメンテナンス、そしてセルフケアの指導を受けるといいでしょう。
初期段階で見つけることが大事!
虫歯は急性の病気ではなく、日々の生活習慣などの原因からCOからC4へと徐々に進行していく病気です。初期段階で虫歯を見つけることができれば、生活習慣の改善や定期的なメインテナンスで進行を止められます。
放置すればするほど自分への負担となりますので、定期的に歯科医院を受診し、健康的な口腔内を保っていきましょう。